カテゴリ:NEPAL( 2 )

For the trails of Nepal

c0170212_1641156.jpg

エチオピア派遣に行く前にどうしても行っておきたかったネパールの旅行の記です。

ここではポカラから出発のアンナプルナベースキャンプとカトマンズから出発のランタン谷の2カ所のトレッキングについて書きます。

アンナプルナベースキャンプ(ABC)へ。
ネパール到着日、何も予定を決めずにきたのでゲストハウスに着いてすぐに旅行会社と相談し翌日アンナプルナベースキャンプトレッキングに行く事に決める。手配料はとられるがガイドとトレッキングパーミットとバスの手配は任せる事にした。
実際、初めてでついたばかりで時間の節約も考え任せて良かった。

出発は朝カトマンズからガイドとツーリストバス(無駄なストップがない)でポカラへ(7時間くらい)。ポカラで必要な小物を買い、ガイドのクマールと町を散歩してゲストハウスで寝る。
c0170212_16455184.jpg

ポカラ市内からのマチャプチャレ等の山々。普段は雲や霧で見えないが、この日の朝は空気が晴れてとても良く見えた。

初日は朝、ポカラからフェディへタクシーで。ランドゥルックに泊まる。前日たべたモモ(ギョウザ)のせいでおなかを壊し最悪の状態だったが薬をもらいなんとか乗り切った。

標高1500mぐらいの村を通過する。いろんな動物が出迎えてくれる。
c0170212_16481327.jpg

チョムロン村への長い登り。2日目の最後の行程なのでつらいところだ。
c0170212_16483528.jpg

マニ車
c0170212_17211954.jpg

ここではドンキーがベルをカランコロンと鳴らしながら物を担ぎ上げている。
c0170212_17213750.jpg


標高3000mのデウラリ近辺の滝。ここまでくると、周りの景色も険しく、また美しくなってくる。
c0170212_1649689.jpg


3日目の夜、デウラリのゲストハウスの食堂でゼロポイントセオリー等のおもしろい話をしていたイタリア人のミケルと出会い、翌日からトレッキングを共にする。

ABC手前のマチャプチャレペースキャンプで一休み。
c0170212_1792234.jpg

標高3700mで周りは雪だが紫外線が強烈でとても暑い。
c0170212_1794619.jpg

ABCに向かいじりじりと緩斜面をのぼりつめていく。ABCは近くに見えて、あと30分くらい?とか言ってるんだけど全然近づいてこなかった。空気が澄んでいて遠近感が惑わされるんだ。
c0170212_1795984.jpg

6000~8000mの山々に囲まれた、まさにサンクチュアリだ。このエリアは実際にアンナプルナサンクチュアリという呼び名も持っている。
c0170212_17101661.jpg


ようやくABCに到着。日本で友人からもらったボトルで祝杯。
c0170212_17215496.jpg

ロッジで祝杯と腹ごしらえ。ロキシとよばれる地酒もよくのんだ。ジュースより安かったしね。
c0170212_1742166.jpg

ABCのトレイルの最後の部分。ここから先は殺伐としたさらに険しい地形が続く。
c0170212_17221981.jpg

クマールと。
c0170212_17273395.jpg

ミケルと。
c0170212_17274558.jpg

トレッキング中に一番よくのんだミルクティー。疲れている時に砂糖をたくさんいれて飲むのがおいしいんだ。
c0170212_1728594.jpg


ABCからポカラへもどり2日ほど自転車をレンタルし山岳博物館や近辺を観光した。博物館は大きく、野口健さんのエベレスト清掃や田部井淳子さんの功績や装備を展示しているエリア、その他おおくの山岳写真、模型などあり登山好きなら行くべきところだ。


その後一度カトマンズに帰った。ミケルは別の町に寄ってからカトマンズにいくといって別れた。
カトマンズに着き次第、次のトレッキング、ランタン谷行きの準備をした。今回は、ガイド無し(一日$15は個人旅行の自分には高すぎた。)、トレッキングパーミット等、自分で申請に行った。

カトマンズからシャブルへはせまいバスで途中から舗装されてない崖沿いの道を計9時間。バスは地元の人を乗せたり降ろしたり、車内には輸送中のなんだかわからない段ポールやら物資やらが通路にぎっしりで、タイアが壊われたり、誰かの子供を膝上にだっこしたり(隣のおっちゃんはズボンに吐かれた)、いろんなものを目にしながらのライドだった。

シャブルの村。ここがバスが到着する場所。降りると周には数件のゲストハウスがある。150ルピー〜300ルピーだ。重さを気にしないのであれば、お菓子等はここで買っていった方が安い。山での値段の半額かそれ以下だ。
c0170212_18194993.jpg


シャブルから橋を渡り川の対岸にあるのがシャブルベシ。この地域はチベットからの移民が多く、文化、着ているものも他のエリアとは違う。
c0170212_18202413.jpg


トレイルにそのままはえている。 ちょっとトレイルを外れたところには小さな畑みたいのもあった。
c0170212_18205319.jpg

途中の村バンブーで知り合った若い兄弟。彼らの叔父さんが地球の歩き方に載っていて、「これ俺たちのおじさんだ!」と喜んだ。
c0170212_18245033.jpg

森林地帯のトレイル 低地の森林地帯は日本の山とさほど変わらない。植物が違うだけだ。
c0170212_1827362.jpg

チョウメン 焼きそばのようなもの。ケチャップとグリーンチリソースで食べる。
c0170212_18283238.jpg

キッチンをみせてもらった。このあたりのキッチンはどこも同じ形式だ。
c0170212_18312057.jpg

トレッキング1日目はゴラタベラで休むことにする。
c0170212_2052480.jpg


2日目はキャンジンへ。

ランタン村でヤクチーズ入りチベタンブレッドとヤクの干し肉をたべさせてくれたおじさん。
c0170212_1831580.jpg

おじさんの家 カトマンズで学校にいっている子供たちの話をしてくれた。
c0170212_18315156.jpg

トレイルの至る所にあらわれる石積み。一つ一つに文字が掘られている。
c0170212_18355092.jpg

c0170212_1851689.jpg

ランタン近くの村の子供
c0170212_1965369.jpg

途中にかかる橋。道ですれ違う人はトレッカーより、そこで暮らしている村人(または動物)の数の方が多いい。アンナプルナでは圧倒的にトレッカーが多かった。
c0170212_18364344.jpg

はじめは珍しかったが、ヤクも人の数ほどいて途中からこっちも気を使わくなる。
c0170212_140582.jpg

c0170212_1401718.jpg

このエリア最後の村、キャンジンの近くの河原。
c0170212_1836736.jpg

c0170212_1904696.jpg

キャンジンに到着し、時間があったので近くのリルン氷河を見に行った。数人のトレッカーとすれ違ったが、奥に進むとヤクが遠くにみえるだけで他には誰もいなくなった。寒い中しばらく景色に見とれていた。
c0170212_1914031.jpg

この日はキャンジンのゲストハウスで寝る。

翌日ゲストハウスで小さなバックパックをかりて、このトレッキングの山場のツェルゴリ4800m)に登る。前日の夜、キャンジンの村では雨がふり、上の方は雪が降った。朝起きて外をみると周りの山々の白さが増していた。
c0170212_1917273.jpg

斜面の上の方には何人かのグループがみえた。下からも上ってくる人が見える。この時点で4300mぐらい。
c0170212_19211386.jpg

周りの山々がどんどん近く大きくはっきりみえてくる。
c0170212_19214064.jpg

ツェルゴリの稜線を進む。雪がすこし積もっており、上に行くほど深くなる。
クランポン(アイゼン)もポールもなく何度か足を滑らせたが、それほど危険な箇所はなかった。
c0170212_19215822.jpg


最後の200mはキツかったなー。空気の薄さをここまではっきり感じたのは初めてだった。
c0170212_19365828.jpg

4800mのピークに着いた。360°のパノラマだ。
c0170212_19263323.jpg

ピークにて、トレッキング中に何度か顔をあわせたトレッカーといっしょになり写真をとった。
c0170212_19265420.jpg


ここで見た景色はなにもかも忘れさせてくれた。
c0170212_19435328.jpg

[PR]
by hoop29 | 2009-04-15 02:06 | NEPAL
ネパールの旅

いくつかの好きな山岳小説の文章から頭に描くことしかできなかったネパール。
ついに自分のこの体でここにきた。

c0170212_15175614.jpg

ネパールの首都カトマンズ。
世界中から旅人が集まるタメル地区
トレッキング用品、ホテル、ゲストハウス、レストラン、ライブバンド、みやげもの、旅行会社、旅に必要なものは大抵手に入る、とにかく物と人と乗り物があふれているところだ。
30m歩くたびに物売りやなにかに声をかけられる。
c0170212_20423837.jpg
 
だいたいは安宿、一泊200ルピー(250円ぐらい)のところに泊まっていた。
c0170212_1954239.jpg

一人でカメラを手に持ち歩くのは安全な気がしなかった。ただでさえ日本人なので実際に持っていると声をかけてくる連中がふえる。なので写真を撮れたのが限られた場所になってしまったのが残念だ。 結果的には、常に最低限は気を付けていはいたためか、一度も危ない目にはあわなかった。

旧王宮のダーバースクウェア 
広場はそのまま人々の生活の場となっている。
c0170212_15244078.jpg

タメルからはあるいて20〜30分くらいだ。

シヴァの化身カーラ・バイラヴ  ダーバースクウェア
c0170212_15245735.jpg


c0170212_15251246.jpg

ガルーダ像  ダーバースクウェア
c0170212_1520244.jpg


旅の半分はトレッキングに使い、山の方の町ですごしたので、カトマンズ以外の遠くの町や名所は今回はいけなかった。それでもカトマンズ内の見たいところだけはまわった。 観光の半分はトレッキングで知り合ったイタリア人のミケルと行動した。
タメルにあるChigusaという、おいしいコーヒーがあるカフェで。
c0170212_1933457.jpg

彼はインドから陸路でネパールに来ている。ヨーロッパやインドの旅話をたくさん聞いた。2年半後エチオピアから帰ってきてから長期の旅ができるならインドだなと思った。


ガネーシャ寺院 参拝の人で賑わっていた。朝は町がお香の煙の匂いに包まれる。
c0170212_1955519.jpg



パシュパティナート  ヒンドゥー教の空気が強く満ちあふれる場所。
本堂となるエリアにはヒンドゥー教徒のみが入れる。
c0170212_15205247.jpg

c0170212_19575829.jpg

c0170212_19572611.jpg

c0170212_1959924.jpg


ネパールの店の商品はスーパーマーケット以外はほとんど値段が付いていない。とくにお土産なんかを買う時はwhat is your price for this? から始まる。そして店の人がGive me your price sir. then we can talk about it. という感じだ。 物やはじめの値段にもよるけど、がんばれば半額くらいにはなることもある。安価なものや交渉が面倒なときは向こうの言い値で買うか、もうちょっと安くなるんだろうけどまあいいか、みたいな感覚も必要だと思う。 自分が「これくらいなら払ってもいいかな」と思えれば最安値である必要もないし、その値段には店の人の笑顔も含まれているんだと思えばいいんじゃないかな。
写真はタンカ(マンダラ)の店。一つの店に数百のタンカがあり、それぞれ手作りで色使いや模様がちがう。見るだけでも楽しい。高く精度の高いのは数万円のもある。
この店ではミケルと30分くらい居座って商品選びと交渉をした。
c0170212_20472624.jpg

アンティークスタイルのものだ。百点以上みた中で、どうしてもこのタンカから頭から離れず、こちらの言い値になんとかこじつけ決めた。ヒンドゥーの神々の像とか結構もってるし自分はこういうの好きだから"One of the best buys ever"だった。興味ないひとがみたら引かれるかなー?
c0170212_20582499.jpg


ポカラの通り
c0170212_19564184.jpg

車の多い通りでは古い車が黒い煙を吹き出している。


スワヤンブナート  丘の上にある。タメルから歩いて30分くらい またはタクシーで。
自分は道に迷い40分。帰りは下り道だったし迷わなかったから25分。
c0170212_20264917.jpg

中央の大きなストゥーパのまわりには無数の小さな石の塔や寺院がある。
c0170212_1522097.jpg
 


ゴールデンテンプル
c0170212_15222842.jpg


ネパールは長年クーデータ等があり政権をめぐった争いが続いていた。数年前終止が着いたばかりだ。なので安全面という意味では観光に行く国として敬遠されがちな国だ。国の収入の1/3を観光に頼っている。しかし自分が思っていた以上ツアリストは少なかった。


町のあちこちにある広場にはガイドブックにも乗っていないちいさなストゥーパがある。
c0170212_15281183.jpg

旧王宮近くをあるいていると、普通の民家のような建物にも精巧な木彫がみれる。
c0170212_15282315.jpg

c0170212_15283769.jpg

やはりこの町の魅力はこういった昔の建物や寺院が、そのまま現代の生活にとけ込んでいることろだと思う。そして、いろいろな物が混じり合った町の匂いも独特だと思う。

ボダナートにある仏教寺院
c0170212_1529098.jpg

何百年も続けられてきた経を唱えるお坊さんたちの声が空間に響き渡る。 
お坊さんと自分以外は誰もいなかった。
c0170212_15291660.jpg




c0170212_19555545.jpg

[PR]
by hoop29 | 2009-04-13 15:16 | NEPAL